【指導者向け】morinosカフェVol.10 日中環境教育事情 ~草の根市民団体の挑戦
いろいろな人と交ざる場所、morinos(モリノス)。morinosカフェは、素敵なゲストと参加者が交ざり、これからの生き方・暮らし方をざっくばらんに話す場です。※どなたでもご参加いただけます。
今年度最初のmorinosカフェは、東アジア(日本・中国・韓国等)の自然学校・市民活動事情に詳しい朱恵文さんをゲストに迎え、日本の自然学校の特徴や可能性、中国の自然教育事情を紹介していただきます。
1980年代前半から日本国内で広がり始めたとされる「自然学校」。自然体験をベースに、「体験から学ぶ、楽しく学ぶ、互いから学ぶ」をモットーに、全国で様々な取り組みが行われてきました。
一方の中国では、2010年代以降、日本と同じように自然体験を中心とした「自然教育」を掲げる民間での活動が、目覚ましい勢いで成長しています。その過程で、日本の自然学校活動が中国で紹介され、関係者の相互交流が進みました。
中国の自然学校は本格的に始まってまだ10年あまりですが、全国フォーラムに500人以上が参加し、自然保護NGOや環境保護財団以外にも大企業から中小企業まで、多様な人々が関わっています。ビジネス志向が強いのが特徴で、フォーラムでのプレゼンテーションは展示会・商談会を思わせる盛況ぶりです。
急速に進む経済成長と共に、自然教育ブームが続く中国。中国から見た日本の自然学校や環境教育の特徴は一体どのようなものなのでしょうか。草の根市民団体としての交流事業も含め、朱さんから東アジアの環境教育の最新事情をお話いただきます。
コロナ禍で海外との交流が未だ制約されていますが、ゲストと一緒に日本の自然学校のこれから、そして持続可能な社会づくりのヒントについて考えてみませんか。
【ゲストプロフィール】
朱 恵文(しゅ けいぶん)さん
上海出身、東京三鷹在住。2001年に来日。国際基督教大学行政学研究科博士後期課程満期退学。在学中から日中韓環境NPOおよび社会起業の交流活動に参加。2010年に仲間と「日中市民社会ネットワーク」を立ち上げ、以来、環境・高齢者・災害支援などの分野において、日中間で視察・研修・キャンプなどを企画・実施し、民間の交流・連携を促進してきた。
2014年から毎年、環境・平和イベント「東アジア地球市民村」を企画・運営。コロナ禍の中、2021年より主に中国国内向けの自然学校指導者養成のオンライン講座「雲水自然学校」を運営中。
●開催概要 ——————————————————
【開催日時】2022年6月5日(日)10:00〜12:00 ※9:30受付開始
【開催場所】岐阜県立森林文化アカデミー 森の情報センター
【主 催】morinos(岐阜県立森林文化アカデミー内 森林総合教育センター)
【運 営】NPO法人ホールアース研究所
【対 象】高校生以上(未成年は保護者同伴)
【定 員】20名(応募多数の場合抽選。岐阜県内在住・在勤・在学者を優先します)
【締め切り】6/3(金)17時
【参加費用】無料
【そ の 他】
・新型コロナ感染状況によっては中止となる場合があります。
・前半のゲストによる話題提供のみ、Facebookによるライブ配信を予定しています。
●当日のスケジュール——————–
09:30 受付開始(森の情報センター)
10:00 開会(ゲスト紹介)
ゲストによる話題提供(自身や団体の活動、これまでの経緯など)
11:00 質疑応答、フリートーク(ゲストと参加者同士でのフリートーク)
12:00 終了
●申込方法(以下の専用フォームからお申込みください。6/3 17時締切です。)
休館日:火・水曜、年末年始(休館日が祝日の場合、翌平日が休館日になります)
Phone : +81-(0)575-35-3883 / Fax:+81-(0)575-35-2529