岐阜県百年公園でクラフト作品の展示をしています(全国都市緑化ぎふフェア)

開催日
対象者子どもからおとなまで

昨年度岐阜県百年公園で開催した「森学び・アートワークショップ」で製作したクラフト作品の野外展示が始まりました!

公園の木の枝から作られた森の生き物(ナイフクラフト)たち

百年公園内の公園の木の枝から作られた森の生き物(ナイフクラフト)たち

昨年、関市の岐阜県百年公園をフィールドに「森学び・アートワークショップ」というイベントを開催しました。この企画は、4月23日から始まる全国都市緑化ぎふフェア(ぎふグリーン・ライフフェスティバル2025)に先駆けて、森林文化アカデミーが協力して、市民参加型で開催されたワークショップです。

一般の広い世代の方に、公園の森や自然、里山について知ってもらうこと、また、自分達で里山整備を行い、そこで切った森の木を使ったクラフト作りを通じて、より深く身近な自然を感じてもらおうという目的で企画を考えていきました。

森の生き物について学ぶワーク

森学びワークショップでの後藤さん(左)と梅村さん(右)

この企画の「森学び」のパートを、当時森林文化アカデミー2年生だった林業専攻の梅村さんや後藤さんに担当してもらいました。「クラフト」のパートは木工専攻の卒業生の丹羽さん、また、普段、保育園でのナイフ教室で一緒に活動をしている山県市の保育士さん達などが指導にあたり、虫やお花、動物などを作るナイフクラフトを一般市民の参加者の皆さんに楽しんでもらいました。この時作った作品が、現在、岐阜県百年公園のリニューアルされた芝生広場で展示されています。

ナイフの使い方を説明する丹羽さん

ナイフの使い方を説明する丹羽さん

岐阜県百年公園に北駐車場から入っていくと、現在正面中央に大きな丸太のモニュメントが設置されています。その周囲に点在するように、5つの展示台を設置しました。こちらの展示台は、昨年、公園内の管理整備で切られたヤマザクラを譲って頂き、アカデミーの簡易製材機で製材、加工して製作したものです。

モニュメント「森のスピーカー」と右手前にあるのが展示台

モニュメント「森のスピーカー」と右手前の展示台

ヤマザクラで作った展示台

園内で伐られたヤマザクラで作った展示台

イベント参加者が作った動物たち

イベント参加者が作った動物たち

子どもから大人まで、多くの方に作品を作ってもらいました

子どもから大人まで、多くの方に作品を作ってもらいました

普段、何気なく通り過ぎる公園の樹木も、放置してしまえば荒れた自然に返ってしまいます。かといって、一昔前とは生活の様式も異なり、かつてのような薪炭林として公園の森を整備するのは現実的ではありません。身近な公園の森が自然に触れる体験や学びの場として、地元の人にとって有用な森=新しい里山となっていく可能性があることを、このイベントをきっかけに考えて頂けたら良いなと思います。

解説ボードも設置して頂いています

解説ボードも設置して頂いています

岐阜県百年公園のクラフト展示は、ぎふグリーン・ライフフェスティバル2025の会期中(4/23~6/15まで)芝生広場で行われています。おりしも、公園内にある岐阜県博物館ではアカデミーの柳沢先生も協力された企画展「雑草とよばないで」を開催中です。そちらも合わせて足をお運び頂けたらと思います!

雑草とよばないで

こちらもどうぞ、けんぱくで開催中「雑草とよばないで」

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