morinosカフェVol.16 in中津川 若者のたまり場づくりで気づいたこと―高山市・村半のチャレンジ

開催日
対象者高校生以上

いろいろな人と交ざる場所、morinos(モリノス)。morinosカフェは、素敵なゲストと参加者が交ざり、これからの生き方・暮らし方や、学びの在り方をざっくばらんに話す場です。

今回のゲストは、高山市が2020年7月に開設した『村半(むらはん)』のスタッフ赤尾めぐみさんと、高山市総合政策課の牛丸大輔さん。村半は、「高山市若者等活動事務所」として、高山市内の古い町並みにある築140年を超える町屋「旧村田邸」を改修整備した、まちなかの活動拠点です。

次代を担う高山市内外の若者たちが、まちなかの歴史ある伝統建築を舞台とし、飛騨高山のすばらしい歴史文化や地域の魅力を学んだり、学校や年代を超えた仲間づくりを行ったり、地域の大人も交えて互いに高めあうといった活動を通じて、飛騨高山のまちの未来づくりにつながることを目指しています。

放課後に高校生が集まって勉強したり、卒業して高山を離れた若者が帰省の際に立ち寄ったりするなど、若者が家庭以外に「ただいま」と言って集まれる場所になっています。
村半での高校生のイベント 村半で集う高校生

そんな村半の話を聴く会場は、中津川市に2023年7月にオープンした「ひと・まちテラス」。ここは子育て支援、市民交流、学び(図書館)、観光の4つの機能をひとつに集めた複合施設です。村半同様、幅広い世代が集うことで利用者同士の多様な活動を育み、新たな出会いや交流が誘発され、今までにない発見や創造のきっかけを生み出しています。
9月からは毎月1回、有志による「ひと×まち×○カフェ(enカフェ)」が開催されており、東濃地域における木育やまちづくりにつながるネットワークづくりも始まっています。
ひと・まちテラス外観

若者(子ども)・まざり場・交流…。共通するキーワードの3つの施設(村半、ひと・まちテラス、morinos)の担当者と一緒に、地域で教育に携わる方(教員、行政関係者)はもちろん、民間の立場で教育や学びに関わろうとしている人、そして中高生の子どもを持つ保護者…。一緒にこれからの教育やまちづくりを考えてみませんか。

【ゲストプロフィール】

 赤尾めぐみ(あかお めぐみ)さん 【高山市若者等活動事務所(村半)スタッフ】
村半スタッフ赤尾めぐみさん
 1979年高山に生まれ、高山で育つ。飛騨高山高校情報ビジネス科卒業。飛騨高山カントリークラブに就職し約10年勤務。出産を機に退職し、地元のママのための私塾「めぐみ塾。」を趣味で運営。
 告知・報告文を書く流れからフリーライターとなり、メンタル心理カウンセラーの資格も取得。その後はライター、カウンセラー、地域新聞の記者、ドレスショップの文章発信スタッフという四足の草鞋を履き活動するようになる。飛騨のインタビューメディアに所属し、地元で活躍する人との対話を重ねるうち、「自分も地域に役に立ちたい」との思いが芽生え、2020年4月から「村半」高山市若者等活動事務所のフルタイムスタッフとなる。

 牛丸大輔(うしまる だいすけ)さん 【高山市総合政策課 村半担当】
高山市総合政策課牛丸さん
 1980年高山市生まれ。山間部の農家の第1子として、子どもの頃は、農業(トマト、稲作)を手伝いながら、周辺の山や川など自然のなかという環境で育つ。大学進学に伴い、県外へ転出。「長男だから」を理由として帰郷を決意。卒業後、地元村役場(現高山市役所)に勤めることとなる。
 公務員として働きながら、1haを超える農地経営と、30haを超える山林を保有し、山菜とり、農業、キノコ狩りなど、大自然と深く接しながらの生活を営んでいる。

【ゲスト・赤尾さんからのメッセージ】

「なぜ村半には若者が多く訪れるのか」
 それはオープン当時からのスタッフである私でも不思議に思うところです。若者の心が離れない地域を作ることの必要性は誰でも感じていることながら、実際、目の前に若者がいたら「どう関わればいいんだろう」と思うのが大人の本音ではないでしょうか。
 今回は、4年間村半スタッフが考え続けてきた、これまでの王道とは少し違うかもしれない若者との場づくりについてお話したいと思います。当初のイメージとは大抵のことが「逆」でしたし、目指さなければいけないと感じた素敵な大人になる必要もありませんでした。当日は楽しみに参りますので、皆様のお話もぜひ色々と聞かせてください。

●開催概要 ——————————————————
【開催日時】2023年12月14日(木)18:30〜20:00 ※18:00受付開始
【開催場所】中津川市「ひと・まちテラス」(中津川市新町2-34)
【主  催】morinos(岐阜県立森林文化アカデミー内 森林総合教育センター)
【運  営】NPO法人ホールアース自然学校
【対  象】成人
【定  員】30名(応募多数の場合抽選。岐阜県内在住・在勤・在学者を優先します)
【締め切り】12月13日(水)17時 
【参加費用】無料
【そ の 他】
・新型コロナ感染状況によっては中止となる場合があります。

●当日のスケジュール——————–

18:00 受付開始(ひと・まちテラス)
18:30 開会(ゲスト紹介、参加者同士のアイスブレイク)
18:40 ゲストによる話題提供(整備の背景、経過、利用実績、運営費用等)
19:10 参加者同士の小グループによる感想の共有と質問の書き出し
19:20 質疑応答、フリートーク(ゲストと参加者同士でのフリートーク)
19:50 参加者同士で気づきの共有
20:00 終了

●申込方法(以下の専用フォームからお申込みください。)

お申し込みフォーム

●問い合わせ先————————————

岐阜県立森林文化アカデミー事務局内 森林総合教育課(morinos)
受付担当:大武圭介(おおたけ・けいすけ) NPO法人ホールアース自然学校

〒501-3714 岐阜県美濃市曽代88番地
Tel:0575-35-3883(火・水休館)
当日連絡先:090-1284-1466
E-mail: morinos@wens.gr.jp

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開館時間:10:00 〜16:00
休館日:火・水曜、年末年始(休館日が祝日の場合、翌平日が休館日になります)
電話番号:0575-35-3883 / FAX:0575-35-2529
Address : 88 SODAI, MINO-SHI, GIFU-KEN, ZIP #501-3714 JAPAN
Phone : +81-(0)575-35-3883 / Fax:+81-(0)575-35-2529
岐阜県立森林文化アカデミー
ぎふ木遊館
Sustainable Development Goals