フクロウが棲む森をつくってみよう
いろいろな野生動物が棲息する、アカデミーの演習林。これまでセンサーカメラを設置して様々な野生動物を確認しています。今回焦点を当てるフクロウは、森の生態系の頂点に位置する猛禽ですが、夜行性のため滅多に観察できません。
ゲストの杉山時雄さんは、愛知県豊田市にある「トヨタの森」のインタープリターとして、長年フクロウをはじめ、野鳥の観察・記録に取り組んでいます。杉山さんから、トヨタの森での取り組みを紹介いただき、実際にフクロウを観察するための巣箱を設置します。
単に巣箱を設置するだけでなく、フクロウが棲みやすい森はどのような環境か、考えながら森の手入れ作業も行います。巣箱の設置を通じて、野生動物を身近に感じられることができるだけでなく、実際に観察するためのノウハウも学ぶことができます。森づくりに関わる方だけでなく、森をフィールドに活動する方(森のようちえん、自然学校等)にもおススメです。
【ゲストプロフィール】
杉山時雄(すぎやま ときお)さん
トヨタの森 里山学習館 エコの森ハウス インタープリター。
1956年愛知県生まれ。野鳥観察歴50年。
1990年からフクロウの巣箱に取り組み、巣箱から巣立ったヒナは600羽を越える。
2006年よりトヨタの森でインタープリターとして勤務。フクロウの棲める森づくり、ムササビに会える森づくりなど、生き物に特化したイベントに関わる。トヨタの森をフィールドとしてセンサーカメラで哺乳類の撮影にも取り組んでいる。
●開催概要 ——————————————————
【開催日時】2022年3月19日(土)10:00〜19:00 ※9:30受付開始
【開催場所】岐阜県立森林文化アカデミー 森の工房および演習林
【主 催】morinos(岐阜県立森林文化アカデミー内 森林総合教育センター)
【運 営】NPO法人ホールアース研究所
【対 象】大人(未成年は不可)
【定 員】10名(応募多数の場合抽選。岐阜県内在住・在勤・在学者を優先します)
【締め切り】2/27(日)17時
【参加費用】無料
【そ の 他】
・新型コロナ感染状況によっては中止となる場合があります。
・昼食は各自持参ください。
・前後泊が必要な方は、各自で手配ください。(アカデミーに宿泊はできません)
●当日のスケジュール——————–
09:30 受付開始(森の工房)
10:00 開会(自己紹介、流れ説明)
10:15 導入:morinosの野生動物紹介
10:30 ゲストトーク①「トヨタの森での取り組み」
11:45 休憩、昼食
12:45 フィールドワーク「野生動物の見方、探し方」※食痕、足跡等の観察
14:15 休憩
14:30 森の手入れ作業、巣箱設置
16:00 作業終了・片付け、休憩
16:30 ゲストトーク② 「フクロウの生態について」
17:30 夜の生き物観察
18:30 ふりかえり
19:00 終了
●申込方法(以下の専用フォームからお申込みください。2/27 17時締切です。)
●問い合わせ先————————————
岐阜県立森林文化アカデミー事務局内 森林総合教育課(morinos)
受付担当:大武圭介(おおたけ・けいすけ) NPO法人ホールアース研究所
〒501-3714 岐阜県美濃市曽代88番地
Tel:0575-35-3883(火・水休館)
E-mail: morinos@wens.gr.jp
休館日:火・水曜、年末年始(休館日が祝日の場合、翌平日が休館日になります)
Phone : +81-(0)575-35-3883 / Fax:+81-(0)575-35-2529