黒野こども園さん、morinos を満喫!
開催した日:
みなさんこんにちはJIRIです。
今日は岐阜市の『黒野こども園』の年長さんたち、総勢90人が来てくれました。最初に森の情報センターに持って来たお昼ごはんや荷物を置いて、山に行く準備をしました。morinos のまいまいから今日のスタッフは、他にスージー、JIRIさんと紹介を受け、続けて今日のお約束を確認して、山に向かいました。
森の入り口では、コナラの木に手をあてて「おじゃまします~!」と森に挨拶をして、山の神が祀ってある100年生の森を目指して坂道を登って行きました。
途中でホオノキの大きな葉や、スラッシュマツの大きな松ぼっくり、黒く大きなノコギリカミキリなどいろんなものを見付けながら登りました。
林道に出たところで、松葉相撲やウラジロ飛ばしで遊びましたが、子どもたちから、道の途中で生えていたキノコについて聞きかれたので、「この白いキノコを見ましたか?」と全員に聞きました。
このキノコは森に生えている木と助け合いながら生きているキノコで、キノコは木の根から栄養分をもらって、木の根はこのキノコのお陰で水や栄養が摂れることを話しました。
これはツチカブリというキノコだよ。
説明に聞き入る子どもたち
登ってくる途中に見つけた「森の宝物」を見せてくれたお友だちもいました。
木箱の中にはシシガシラの葉やスラッシュマツのマツぼっくり、サルノコシカケ科のキノコ、面白い木の枝などなど、いろんな宝物が入っていました。
100年を超えたヒノキやスギの林を抜け、山の神のところで谷水に触って、自力建設「四寸傘」に到着。
そこでスージーとJIRIさんで、ロープを張って簡単なアスレチックをつくり、まいまいは葉っぱや小枝で色づけする遊びで楽しませてくれました。
こちらはロープと板などで作った簡単なデッキです。
見る分には高くなさそうでしたが、登ってみると意外に高く感じるようです。みな普段はできないような、スリル満点の遊び場に興奮していました。
ロープを設定したら、お次はハンモック設定。
ハンモックも大人気ですが、一人ずつ乗ってから保育士の先生が10回揺らしてくださり、次の人と交代です。
ハンモックは2張り設定しましたが、次から次へとお子さんたちが来てくれて大盛況でした。
山から下りてきたら、みんなお待ちかねの『お昼ごはん』
約30分のごはん時間を過ごしたら、早速、morinos 広場で14:30まで遊び三昧。
morinos の建物内で顕微鏡を見る子、木工に向かう子、泥遊びに向かう子、水遊びに向かう子、それぞれ興味のある方向に走って行きました。この写真のお子さんたちは、「泥団子」づくりをしていました。
水遊びで服が濡れてしまった子は、カツラの樹洞の上にのって、冷えた体を温めていました。この木の上だと、冷たくないのでいい気持だそうです。
コンテナに入れてあった水が太陽に温められてぬるま湯状態になったようで、お友だち同士で仲良く入っていました。
この場所は頭上からミストが降ってくるので、右端の女の子は手を広げてミストを受け止めています。どのお子さんも、きれいな水であれ、泥水であれ、水遊びが大好きです。
保育士の先生が歩いていたので、ふと見ると背中に子どもの手形が?
許可を受けて後ろ姿をパチリ。先生の真っ白なTシャツも見事な泥染めになってしまっていました。
こちらは根性の入った泥遊び現場。
背中を向けているお子さんのシャツは白色でしたが、何色だったのかも判然としません。保育園の先生方も一緒に泥水遊びしてくれていましたが、子どもたちは笑顔が絶えませんでした。
顔にも泥を付けて、泥水で泳ぐ!
写真のお子さんの顔を見てください。本当に満足して楽しそうだと思いませんか。このお子さんは泥水の中に約1時間も浸って楽しんでいました。
さて、大量の泥どろ衣類を水洗いして着替えるのに時間がかかりましたが、全員が綺麗に着替えして、マスクをつけて帰りの準備。
最後にまいまいが、子どもたちに「今日は楽しかったですか?」と尋ねると
みな「楽しかったぁ~!」と返事してくれました。
『黒野こども園』のみなさん、今日は朝から一日楽しんでくれてありがとう御座いました。
これからもmorinos スタッフ一同、みなさんのお越しをお待ちしています。
以上報告、JIRIこと川尻秀樹でした。
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