親子でつくる森のバターナイフ
無人島に1つだけ持って行ける道具があるとしたら、何を持って行きますか。人によりその答えは様々ですが、アウトドア経験が豊富な人ほど「ナイフ」と答える人が多いのではないでしょうか。
今回は、親子でナイフを使って木を削り、身近で使えるバターナイフを作ります。
ナイフ(刃物)は、切る・削るといった用途で様々な使い方ができます。便利な反面、使い方を誤ると自分や他人を傷つけることもあります。今回使う「morinoco(もりのこ)ナイフ」は、森林文化アカデミーと関市の刃物メーカー、関市役所等と協働して開発した、子ども用のナイフです。また、指導に当たる講師は、森林文化アカデミー1期生で、美濃市内で「ACクラフト」という工房を主宰する石井学さん。
【講師プロフィール】
石井 学(いしい まなぶ)さん
埼玉県出身。大学で建築を学び、卒業後住宅メーカーにて、住宅設計業務に携わる。2001年森林文化アカデミーに入学(第1期生)。森林を見据えたものづくりについて学ぶ。2003年アカデミー卒業後、美濃市内でACクラフトを創業。スギ、カラマツ材の「身近な山の木シリーズ」の椅子を中心に、家具や小物を制作している。
このmorinocoナイフを使って、身近な6種類の木材(ヒノキ、スギ、カラマツ、クリ、カツラ、ナラ)を削り、親子でオリジナルのバターナイフ(または箸)を作ります。木の柔らかさ/硬さ、手触りの違い、匂い、、五感を使って特徴を感じ、削っていきます。ただひたすら木と向き合い、削っていくと他のことは忘れ、無心になります。
削った後は紙やすりで磨き、クルミオイルで塗装を行いますので、口に入れても安心です。
使い終わった後は、道具の手入れ方法も学びます。伝統的な製法で作られているmorinocoナイフの刃は、砥石を使って研ぐことで、また切れ味が蘇ります。道具の手入れ方法を知ることで、より快適に・安全に使うことができるだけでなく、日本の刃物文化の奥深さも感じられるでしょう。
今回特別に参加費は無料!
10組限定ですので、是非お申し込みください。
●開催概要 ——————————————————
【開催日時】2021年3月21日(日)9:30〜12:30
【開催場所】岐阜県立森林文化アカデミー 森の工房
【主 催】morinos(岐阜県立森林文化アカデミー森林総合教育センター)
【運 営】NPO法人ホールアース研究所
【対 象】小学生以上の親子
【定 員】10組・20名(応募多数の場合抽選。岐阜県内在住・在勤・在学者を優先します)
【申込締切】3月7日(日)
【参加費用】無料
【そ の 他】3月8日(月)以降、抽選結果をお知らせします。
・暖かい服装でお越しください。
・未就学児の参加はご遠慮ください。
・少雨決行です。(晴雨に関わらず森の工房で実施します)
●当日のスケジュール——————–
09:00 受付開始(森の工房)
09:30 開会、スケジュール・注意事項等説明、参加者自己紹介
09:40 日本の刃物を知る(morinocoナイフの紹介)
09:50 製作に向けたガイダンス(バターナイフを例に)ヒノキ+クリの2種で製作
10:00 製作開始(11:30を目途に仕上げ塗装)
11:30 ナイフの手入れ(研ぎ、保管法等)の説明、体験
12:00 作品発表&ふりかえり
12:15 片付け
12:30 終了
●申込方法(3/7に申込は締切ました)
●問い合わせ先————————————
岐阜県立森林文化アカデミー事務局内 森林総合教育課(morinos)
受付担当:大武圭介(おおたけ・けいすけ) NPO法人ホールアース研究所
〒501-3714 岐阜県美濃市曽代88番地
Tel:0575-35-3883(火・水休館)
E-mail: morinos@wens.gr.jp
休館日:火・水曜、年末年始(休館日が祝日の場合、翌平日が休館日になります)
Phone : +81-(0)575-35-3883 / Fax:+81-(0)575-35-2529