【morinos試行プログラム】狩猟シミュレーター体験
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森林文化アカデミーでは、100年先の森林づくりを見据え、「すべての人と森をつなぎ、森と暮らす楽しさと森林文化の豊かさを次世代に伝えていく」をコンセプトに、子どもから大人までが森林に親しみ、森林とのつながりを体験できる森林教育の総合拠点として「森林総合教育センター【愛称:morinos(もりのす)】」を整備しています。2020年春・開所予定であり、2019年度は開所までの試行プログラムを実施しています。
飛騨高山高校で実施された『狩猟免許試験』会場にて、morinosの狩猟シミュレーターを体験してもらいました。
森林総合教育センター morinosにはスウエーデンで開発された狩猟シミュレーター「Sim Target」があり、本日は飛騨高山高校山田校舎で開催された狩猟試験に集まった50人以上の方々に呼びかけ、シミュレーター体験をして頂きました。
このシミュレーターはハンティングやクレー射撃など様々ある中、今回は有害駆除の必要性からシカを中心に体感してもらいました。
銃猟では手負いにすることなく、一発で絶命できるようなポイントに着弾しないと意味がありません。このシミュレーターは弾丸のドロップや着弾時のズレ、銃口の軌道など、様々な解析が可能です。
今回は飛騨地方の方たちだけでなく、郡上市の方々も参加されており、他にも既に銃猟をされている方も何人かがチャレンジして下さいました。
初めて銃猟に触れる方、既に銃猟を経験されている方など様々ですが、初めての方は銃猟の難しさ、鉄則の一部(例えば銃を人に向けないなど)を疑似体験。
既に銃猟を経験されている方は、自分の銃口の軌道がどうなっているのかをふり返ること、自分の射撃の癖を知ることで、捕獲確率を上げることができます。
さて、今回の体験会は県庁の自然環境保全課の計らいで実施したものですが、morinosでは今後も狩猟者の技術力アップと銃猟免許取得者の確保を目指して、体験会を実施する予定です。是非、岐阜県内の方々で実施してみたいと考える方、一度ご相談ください。
以上報告、JIRIこと川尻秀樹でした。
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