森のじかん 〜南帷子小(可児市)〜

開催した日:

今年度もまた可児市の南帷子小にお邪魔しました。
もうかれこれ10年以上のおつきあいでしょうか。5年生と6年生の2年間かけて
同じ子どもたちに4回森で会えるのです。

南帷子小には、校庭のすぐ隣に「わんぱく山」と呼ばれる広大な森(山)があります。
ここは、「わんぱく山」の歌があって歌碑が校庭に飾られているくらいこの小学校に通う子ども達の
アイデンティティーにもなっています。事実、子どもたちのお父さんお母さんもこの小学校で学び
そしてこの森で遊んだことのある人が結構いるんです。さらには、他の地域に行っても、「私、南帷子小出身なんです。わんぱく山でよく遊んだの覚えてますよ」なんていう先生にあったりもします。

なぜかみんな「わんぱく山」という言葉を出すたびに、口元がほっこりと緩んで目は遠くを見つめ
その瞬間に子ども時代に遊んだ時の感覚や記憶がパァ〜〜っと蘇ってきてる感じがするのです。なんだかいつもそれを見るたびに嬉しくなってきちゃいます。

今の子どもたちが将来こんなふうに思い出す時が来るといいなぁと思いつつ、今年もまた5年生、そして6年生と森で過ごしました。

まずは5年生になると、morinosの森で「森の中で自由に遊ぶ」こととその後わんぱく山に自分たちの手で遊び場を創る際に便利な「ロープワーク」を4つだけ覚えるための1日を過ごします。

大人が決めた「プログラム」や「何かをする」のではなく「自由に遊ぶ」という経験が大切です。

それと同時に、せっかくなので森で遊ぶ時に便利なスキルもちょっぴりだけ学びます。ロープワークは4つ覚えれば十分!というか十二分!たくさん覚えたい人もいるかもしれないけれど、4つも知ってれば大抵のことができちゃうんです。

子どもたちに「毎日練習するように」と練習用「マイロープ」と「解説シート」を渡して1ヶ月後。
お次は校庭の隣の「わんぱく山」にいよいよ遊び場を自分たちの手で作る2日間が始まります。2日間まるまる森の中で自由な時間を作ってくれる学校や先生に感謝です。

そんな大人たちに見守られて、子ども達は思い思いの遊び場を森の素材や木の形を活用して真剣に、そしてものすごい集中力で創っていきます。「自由に作る」ことの重要さを改めて感じます。低学年の子どもたちも遊べるように5年生は意識して作ります。思いやりは自然に生まれます。

そうして完成した遊び場は、1年後の6年生の卒業前、木に負担がかからないようロープを外して
遊び場自体も1年間休ませます。そして別の場所で新5年生は遊び場を作るのです。

活動を終えた子ども達は自身に満ち溢れているように感じます。
「空間を自分で作る」って大事なんですね。

こうした活動が今後もいろんな場所(小学校)で広がっていくといいなぁと毎年思います。

そうそう、そして来年度からは、新たな挑戦が始まります。
このわんぱく山を舞台になんとかして「国語算数理科社会」などの科目の「授業」ができないか
先生たちとタッグを組んで始めようと思っています。スウェーデンでは実はこうした活動が始まっているそうです。さてさて来年度が楽しみです。

なんちゃって先生
萩原・ナバ・裕作

 

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