5周年ミニプログラムでバイオネストつくっちゃいました!
開催した日:
先日、「バイオネストづくり」を開催しました。このバイオネストは、剪定枝や落ち葉といった森の資源を有効活用し、自然のサイクルに沿った堆肥化システムのこと。「バイオ(bio)」は生命、「ネスト(nest)」は鳥や昆虫の巣を意味し、その名の通り、大きな鳥の巣のように枝を組み上げた中に落ち葉などを投入し、微生物の力で時間をかけて腐葉土にするものです。
「バイオネスト=生命の巣」この言葉がなんだかmorinos(森の巣)と似ていて面白いですね。
今回のバイオネストづくりの主な目的は以下の2点。
①廃棄物の削減と資源の循環: 剪定枝や落ち葉を焼却や埋め立てではなく、自然の力で堆肥化することで、廃棄物を減らし、資源の循環を促進すること。
②豊かな土壌と生物多様性の育み: バイオネストで作られた腐葉土は、土壌を豊かにし、植物の健全な成長を促します。また、バイオネスト自体が、アリ、ミミズ、カナヘビ、バッタなど、様々な生き物たちの新たなすみかとなり、地域の生物を育む場となることを目指しているよ。

力を合わせて丸太をはこぶぞー!
30名以上の親子が参加してくださり、子どもたちは目を輝かせながら、両手いっぱいに落ち葉を抱え、せっせとバイオネストの土台へ運び入れてくれました。小さな体で大きな枝を運ぼうと奮闘する姿は見ていて微笑ましく、自然と触れ合うことの楽しさを全身で感じているようでした。

みんなで落ち葉を集めます

袋いっぱいに落ち葉を集めたね

枝の骨組みの中に、落ち葉を投入
翌日には、早くも「バイオネストどうなった?」と見に来てくれる親子の姿もあり、中に生き物を見つけて大興奮していました。今後もこのバイオネストが、モリノスを訪れる人々の自然への興味を育み、生き物の営みを間近で感じられる場となることを願っています。

何がいるかな~?
以上報告は、どいっひこと土井早谷香でした。


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