R6年度 冬のもりもりキャンプ無事終了しました!!

開催した日:

 

毎年恒例、そしてここ数年受付開始30分で定員オーバーしちゃうくらい人気の
冬のもりもりキャンプが今年も無事終了しました。2泊3日2本のキャンプを通して
合計87名の子どもたちが、森のとなりの広場をベースに自由な時間を過ごしました。

毎年感じるのですが、小学生、中学生、アカデミー生(&卒業生)そしてキッチンボランティアの
大人たちが過ごす空間は、まるで、森の隣にできた小さな村のよう。さらに今年は家畜のヤギも混ざって
それぞれが有機的に重なり合い、刺激し合い、関係し合う、大きな家族で暮らしているような空間です。

 決まったスケジュールのないもりもりキャンプは、何をやりたいか、どこで寝るか、
どんなふうに過ごすか、全て子どもたちが自分で決めて行動しています。

 一緒にご飯を食べたり、食事のあとに全員が集まって話し合いをしたり、歌を歌ったりする
時間もありますが、それ以外は自由に過ごします。

 森へ遊びに行く子もいれば、料理を手伝いに来る子ども、1日中鬼ごっこやサッカーをする子ども、
ただただハンモックに揺られたり、絵を書いたり、工作したり…

 授業の一環としてキャンプカウンセラーを担当するアカデミーの学生は、2泊3日の間、
普段あまり接することのない小学生の子どもたちにしっかりと向き合い、自由な遊びを応援したり、
べったりと甘えられたり、生活のお世話をしたりする中で、深い学びや気づきを得ていきます。

 子どもも大人も、お互いが2泊3日を共に過ごすことで、学び合い、成長し合っているのです。

 子ども時代の自由な遊びや、遊び・空間を創り出すという経験は、将来、自分たちの理想的
な社会を仲間とともに創り出していく際に必要な力を養っていると言われています。

 2泊3日の間森のとなりの空間で、もりもりキャンプをきっかけに偶然集まった子どもたちがやがて家族のようになり、
笑い合いながら、最後には村のような空間をみんなで創り上げていきました。
そんなもりもりキャンプでの経験は、確実に子どもたちの血や肉となり、将来、森を舞台とした自分たちの理想的で持続可能な
社会を築いていくことでしょう。

 参加してくれた皆さん、キャンプを支えてくださった皆さん、本当にありがとうございました。
そして準備からめちゃくちゃ頑張ってくれていた学生の皆さん、本当にお疲れ様でした。

なんちゃって先生 萩原ナバ裕作

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休館日:火・水曜、年末年始(休館日が祝日の場合、翌平日が休館日になります)
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