プラネタリウムと星座観望会の夜を開催しました

開催した日:

 初冬の夜にプラネタリウムで星の世界を体感し、空を見上げて星座を眺める。昨年実施して好評だったので、今年度も行いました。
直径7mのドーム型の移動式プラネタリウムを設置し、星座や宇宙、そして私たちが住む地球のことを話してもらいました。12組37名が参加しました。

 ゲストは山梨県に本拠を置く、「星つむぎの村」の跡部浩一さんとボランティアスタッフの6名。
 跡部さんが全体進行を担当し、他のスタッフがプラネタリウムの解説や、持ち帰ることができるカード型プラネタリウムの作成指導を行いました。
ドーム型プラネタリウム

 会場に入った参加者の目をくぎ付けにしたのは、巨大なドーム型プラネタリウム。高さ4メートルを超える大きさで、中に20名以上が入ることができます。この中にプロジェクターで星空を映し出し、しばしの間宇宙旅行気分を味わうことができました。途中、惑星が落ちてくる演出があり、寝転がりながらも、みんなで手で押し返すとまた空に戻っていき、歓声が上がりました。

 

 

 一方、別会場ではお土産になるカード型プラネタリウムを作成しました。12星座が用意されており、ほとんどが自分の誕生日の星座を選んでカードに星の穴を開け、オリジナルプラネタリウムを作りました。中にLEDライトを入れて暗いところで点灯させると幻想的な雰囲気になりました。完成後にステージに並べて点灯式も行いました。
カード型プラネタリウム

 最後にmorinosひろばで望遠鏡による星空観望会を行いました。ほぼ満月に近い明るい月や、金星、木星といった惑星の他、沈みかけている夏の大三角、カシオペヤ座などのお馴染みの星座も観察することができました。金星が欠けて見えること、二重星といって肉眼では1つにしか見えない星が、実は2つ並んでいることなど、望遠鏡ならではの世界も楽しむことができました。
星空観望会

 あっという間に2時間半の時間が過ぎました。
 多くの参加者がきっと星空を見上げて、地球のこと、そして自然のことに、より興味を持ってもらえたのではないでしょうか。

参加者の声※アンケートより一部抜粋
・子どもにとってはじめてのプラネタリウムでした。火星が近づいてきたときには一緒に跳ね返していました。自分の星座にも興味津々でした。大人が見ても感動の映像と星の語りでした。
・親も初めての観測でした。土星の輪っかに感動しました。本の世界を本当に目にでき、遠く離れたお話が一気に身近になった感じがしました。星をまた見たいと思いました。
・空を見上げて広い宇宙に想いを馳せることは、自分の立ち位置や、自分の存在がいかに小さなものかということを再確認させてくれるなと感じました。

報告者:大武圭介(ウォーリー)NPO法人ホールアース自然学校

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