東濃特別支援学校で森の出前体験~よく笑い、よく遊べ~
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今回の森の出前体験は、土岐市にある東濃特別支援学校へ出向き、中学部2年生のみなさんと活動してきました。こちらの学校の隣には『TONOプレーパーク』と称している森があり、生徒達は森遊びを楽しんでいるそうです。今年度は「プレーパークの遊具を新しく作り直したい!」との要望があり、遊び場づくりと森林整備を行ってきました。
現地に到着しスタッフの目に飛び込んできたものは、素敵な看板とメッセージ!以前のものは古くなってしまって…と今回の活動に先駆けて、新しい看板を作成していたそうです。さらに「モリノスさんようこそ」と手書きのメッセージも掲示してあり、私たちの訪問を歓迎してくれました。
事前に、どんなものがプレーパークにあるといいか聞いてみました。たくさんの意見が出ましたが、1日で全部を作ることは難しいので、今回は『ブランコ』『はしご』『秘密基地』の3つを作ることに。さっそく、それぞれのグループに分かれて作業開始!
こちらでは二人で息を合わせて、のこぎりでの伐採に挑戦し、楽しんでいました。
生徒、先生、スタッフが混ざり、協力して遊び場を作っていきます。
秘密基地はひもで伐った木を立ち木に結んで立体的な構造にする計画だそう。
そんなこんなであっという間に時間が経ちました。できた遊具をそれぞれ紹介しながら、実際に遊んで楽しむことに。
秘密基地の内部には枝葉が敷かれて、ざぶとんのようになっていました。快適に過ごせるようよく工夫されています。
屋外で活動すると、普段の学校生活では見えないその人の一面がよく見えてきます。生徒達も遊び場づくりを通していろいろなことを感じたり、気づいたりすることがあったようです。木登りが好きとか、バランス感覚がいいとか、高いところが怖いとか、ロープやひもを結ぶのが得意とか。「ここで活動しているとみんな笑顔が増える」と先生方も生徒の普段とは違う様子に驚いていました。教室から飛び出してみたことで、先生方も屋外の可能性をより一層感じてくれたようです。
さて、今回遊具が新しくなったプレーパーク。今後は他の学年の生徒にも遊びに来てもらうそうです。訪れた生徒達がここでこれからどんな体験をして、何を感じてくれるのかと思うとワクワクします。
以上報告は、どいっひこと土井早谷香でした。
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