清水建設株式会社の新入社員研修を実施しました ~2日目~

開催した日:

【清水建設株式会社・新入社員研修 2日目】

(研修1日目についてはこちらから

2日目の朝は、今の自分の気持ちを共有するところからスタートです。みんなで気持ちを共有したら、いざ森へ出発です。

「森のいりぐち」から森の中へ

午前中は、なんと伐倒。最初に、この森をどんな森にしたいかをナバ先生より聞き、2班に分かれて伐る木を決めてもらいます。みんなで話し合い、1本ずつ木を決めたらテープで印をつけます。当然ながらほとんどの参加者が木を伐り倒したことなどないので、伐り始める前に伐り方講座開催です。

教師が伐倒方法について説明

基本を学んだらレッツ・チャレンジ!木を思い通りの方向に倒すために、ロープをかけて引っ張る準備をしたら、いよいよ伐倒です。2人ずつ力を合わせてのこぎりを引いていきます。

2人で力をあわせてノコギリを引く

無事に伐り倒したら、その木の梢部分(木のてっぺん)を切り株に挿します。これは「鳥総立て(とぶさたて)」と言って、畏敬の念とともに、伐倒した立木を大切に利用することや森の恵みをいただいたことに対する感謝を、山の神に伝えるために行います。今では行っているところも少なくなってしまいましたが、実は万葉集にも登場する古くからの習わしなんです。

鳥総立てで森に感謝を示す

伐った木にまたがり記念撮影1 伐った木にまたがり記念撮影2

伐った木を開けている場所まで運び出したら、お昼休憩です。その前に自分たちで伐った木にまたがって記念撮影もしました。前日の夜の交流会のおかげか、来た時よりもみな打ち解けている感じがしました。
午後からは午前中に伐った木を使って、子どものための遊び場づくりです。4人1組で4つの班に分かれて作っていきます。立木に丸太を固定して少し浮かせてみる班、丸太でコースを作る班、ロープを伝っていくコースを作る班、ブランコを作る班。班ごとに違う遊び場ができました。

立木に固定した丸太の上を歩く

2日間の研修も終わりが近づいてきました。最後は、モリノスに戻って2日間の分かち合い(ふりかえり)をして、記念撮影です。
新入社員のみなさん、2日間お疲れ様でした。

集合写真

以上、報告担当は高木(ぽぽ)でした。

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