R7年度 冬のもりもりキャンプ無事終わりました~!

開催した日:

今年の冬も「冬のもりもりキャンプ」を開催し、3本のキャンプを通して、
総勢107名の子どもたちが森のとなりの空間で2泊3日を共に過ごしました。

もりもりキャンプの場に立つたびに感じるのは、
小学生・中学生・学生スタッフ・キッチンスタッフ・地域の大人たちが混ざり
合って過ごすこの空間が、まるで森のとなりにできた「小さな村」のようだ
ということです。

そして今年の冬は、そんな村に「家族」というテーマが、より色濃く流れていました。

「家族」をテーマにしたキャンプ

今回の冬のキャンプは、学生ディレクターが「家族」をテーマに場づくりを行いました。
普段はキッチンスタッフに任せている食事の時間も、今回は2泊3日のうち1回の夕食を、
子どもたちと学生が一緒に担当。いつも支えてくれているキッチンスタッフの皆さんを
招待しました。

子どもたちが作ったごはんを囲み、「おいしいね」「ありがとう」と言葉が交わされる
時間は、役割を越えて人と人がつながる、まさに家族のようなひとときでした。

 

 

「命をいただく」ことと、静かに向き合った時間

2本目のキャンプでは、「命をいただく」というテーマにも向き合いました。
キャンプ期間中、一緒に過ごしていたにわとり――
子どもたちが「ファミチキ」と名付けたにわとりの命をいただき、食べるという体験です。

この体験には、

「やってみたい」「ちゃんと向き合いたい」
と自分の言葉で話してくれた、一部の子どもたちが参加しました。

その時間、子どもたちは冗談を言うこともなく、
真剣な表情で話を聞き、考え、静かにその場に身を置いていました。
命をいただくということが、頭だけでなく、
一緒に過ごした時間や気持ちとつながった瞬間だったように感じます。

私たちスタッフにとっても、とても印象深く、
忘れがたい時間となりました。

一緒にキャンプを過ごしたにわとりの命をいただく――
その重さや意味を、参加した子どもたちが、
それぞれのかたちで受け取ってくれたのではないかと思っています。

 

共に暮らす中で、育ち合う時間

一緒に過ごし、関わり合う中で、子どもも大人も、そして学生も、互いに育ち合っていく。
そんなもりもりキャンプらしい風景が、確かにそこにありました。

この空間を共につくってくれたすべての皆さんに、心から感謝します。
またこの場所で会える日を楽しみにしています。

 

(一社)MIC ろみひー(北倉裕美)

 

 

 

 

 

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