美濃市立昭和中学校1年生がmorinosで1日体験

開催した日:

5/24(金)に美濃市立昭和中学校1年生のmorinos 1日体験を受け入れました。
みなさん学校からmorinosまで約7㎞の道のりを歩いて来てくれました。

午前中は、森林文化アカデミーの演習林にある山の神様や四寸傘(東屋)を巡り、林業の話を聞いたり、葉っぱを使って遊んだりと森林散策をしながら森について学び、午後の活動で利用する『燃材探し』をしました。午後からは5~6人編成のグループで『火起こし』にチャレンジしました。

演習林には数多くのスギやヒノキがあります。スギやヒノキの多くが人の手で植えられた人工林であり、最近では花粉症対策として花粉の少ない品種の植林も進められています。実際のスギを見ながら、花粉の多いスギと少ないスギでは、花粉が出る雄花の量が違うため同じ樹種でも全体的な色が違うと紹介したところ、「本当だ。色が違う。」とみなさん驚いて「花粉の少ないスギを増やしたい」と言っていました。

<花粉の多いスギ(左奥)と少ないスギ(真ん中)>

山の中にある四寸傘と呼ばれる東屋があるひろばに向かう道中、「葉っぱを使って音を出せるか」と、草笛や葉っぱのトッカン(親指で輪を作りそこに葉っぱを置いて手のひらで強く叩くとポン!と大きな音が鳴ります)に挑戦したり、グループ対抗で松葉相撲をしたりしました。オオタカの巣跡も見ることができ、オオタカが食べた後の骨を観察したり、沢の水を触ったりと演習林の自然に触れて楽しみながら歩く姿が見られました。


<葉っぱで音を出す遊び>


<グループ対抗で松葉相撲>

四寸傘(東屋)に着いたら、5~6人編成のグループに分かれての活動です。まずは各グループでその場に落ちている葉っぱの中から種類の違う葉っぱを6枚拾い集めました。その葉っぱを使ったゲームを通して、長さ、色、乾き具合などそれぞれの葉っぱの特徴をよく観察しました。その後、火が燃えるための三要素「空気」「熱」「燃材」をおさらいして、午後の火起こしに使えそうな「燃材」を各グループで意見を出し合いながら拾い集めました。


<葉っぱをよく観察する>


<燃材探し>

午後からは、グループに分かれて火起こし体験をしました。
与えられた道具は、棒とロープに火皿の板、麻ひもだけ。決して使いやすい道具ではありません。
道具の使い方を確認したら早速、火起こしにチャレンジです。まずは、火種となる木粉を貯めるところから始めます。木粉が十分貯まったらいよいよ加熱にかかります。せっかく作った木粉が飛び散らないようしっかり火皿を押さえ、木棒の回転を持続させることがポイントです。
どう使えば上手に火が起こせるのか?グループのメンバーが意見を出し合い、工夫して火起こしに取り組みました。
早々に火がついたグループもあればてこずるグループもあり、最後まで頑張っているグループには、自然と周りからアドバイスや応援の声がかけられていました。


<火種をつくる>

<グループ全員で協力>

ふりかえりの時間では(1)火種を作るために何が必要だったか(2)火種を炎に育てるのに何が必要だったか、についてグループ討議をし、全員に共有しました。「皆が息を合わせることが大事だったと思う。」「仲間同士で声を掛け合うことができた。」「火をつけることはできなかったが、他のグループが応援してくれたり手伝ってくれたことが嬉しかった」などの意見が出ました。


<感想を出し合う様子>

何もないところから火種を作って火をつけるという体験をする中で、仲間同士で声を掛け合ったり意見を出し合ったり応援したり「すごい」と認め合ったりする姿を見ることができました。グループのみんなで協力しなければ達成することができない体験をしたことで普段の授業より密に仲間と関わることができたのではないでしょうか。
今回の1日体験がクラスや学年の仲間意識をより一層深めるきっかけになれば幸いです。

報告者:小林真理子(NPO法人 ホールアース自然学校)

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