タケノコ掘り&竹のカトラリーづくり、タケノコ料理でお腹いっぱいになるワークショップ
開催した日:
「【春の里山自然体験講座】 タケノコ堀り体験と竹のカトラリーづくりワークショップ」を開催いたしました!この企画は、名古屋市天白区にある名古屋市農業センターdela ファームさんの竹林をお借りして実施いたしました。
この日のプログラムは「タケノコ掘り」、「竹のカトラリーづくり(ナイフワーク)」、「タケノコ料理の試食会」の3部構成でした。
春の里山でできる、山で体を動かす活動(タケノコ掘り)から、身近な自然素材(竹)で暮らしの中の道具を作り、実際に食べる時に使ってみることで、自然を楽しみながら、暮らしと近くに感じてもらおうという狙いです。
まずはタケノコ掘り。参加者の方が疲れてしまうのではとハラハラしていたのも束の間、お父さんお母さん、お子さんたちそれぞれが、自分の獲物を楽しみながら掘り上げられていて、時間が足りなくなるほどでした。
夢中になって土を掘ったり、体を動かせることが楽しい、というお声もいただきました。
今回の企画を「里山自然講座」としたのは、タケノコをただ掘るだけでなく、竹林整備や竹利用についても知って欲しいという想いからでした。
竹の伐採の実演や、その後の竹クラフトを通して、参加者の方が自然の見方を考えられたり、ちょこっと変えられたりするきっかけになればと思います。
今回は、アカデミー木工専攻学生の横井さんが担当して、ナイフ教室を実施しました。
木は削ったことがあっても、竹は初めてという参加者の方、またナイフを持つことも初めて、という参加者の方もおり、みなさんドキドキしながらスタート。
さっきまで曲がってしまって邪魔者扱いをされていた竹から、素敵なカトラリーが生まれました。
作品が完成したら、最後にタケノコ料理の試食会。タケノコご飯からタケノコスープ、サラダとタケノコづくしの料理を楽しみました。
早速お箸を使ってくれた男の子たち。「使いやすい!」「やっぱりもうちょっと細い方が使いやすいな」など、実際に使ってみたことによる感想もちらほら。自分で作ったものを、楽しそうに使ってくれて嬉しかったです。
開催後のアンケートでは、
「初めて竹のクラフトを体験し、とても面白かった。」
「他の講座にないナイフワークが出来て楽しかった。」
というものづくりの面白さを発見できた、というお声や、
「子どもがナイフワークは初めてで心配だったが、スタッフさんが見てくれて安心だった。」
といった運営面についてもコメントを頂きました。
当日は雨予報でしたが、本降りになったのは最後の記念写真を撮った後から!外で気持ちよく過ごすことができました。
ご参加いただいた皆さま、ありがとうございました。
最後に、企画ご協力いただいた農業センター野村様、美味しいタケノコ料理のご提供いただいた長谷川様、本当にありがとうございました。
森林文化アカデミー
クリエーター科林業専攻 後藤里花
休館日:火・水曜、年末年始(休館日が祝日の場合、翌平日が休館日になります)
Phone : +81-(0)575-35-3883 / Fax:+81-(0)575-35-2529