「森のじかん」〜きたこども園(下呂市)〜

開催した日:

地域の森や自然を発掘&整備し、保育や授業の現場として日常的に活用していくことを
応援する「森のじかん(連続型)」プログラムの一環として、下呂市の「きたこども園」に
お邪魔しました。

 

園児が揃ったらさっそくフィールドに移動!園から歩いて民家や田んぼを抜け、坂道を登ること10分ほどの場所にある人工林と草はらが重なる空間は、年少、年中、年長合わせて50人にも満たないほど小さな園にとって目の届く広さのちょうどよいサイズでした。

morino de vanに積んでいった道具類を紹介したらすぐに「自由なあそびのじかん」。

虫とりキットで虫を捕まえては森の昆虫館をつくりつづける子、初めて使うのこぎりで木を切りまくる子、ロープでブランコや秘密基地を創る子、毛糸を枝にぶら下げながらアーティスティックな空間を作る子、鼻歌うたいながら歩きまわる子、などなど子どもたちは森の中や広場にちらばり、思い思いの遊びを展開し始めました。

 

中にはコップいっぱいにヤスデを捕まえて集めている子も。

「子どもたちの遊びの流れを最大限保証したいので、給食も外でとりませんか?」
打合せのときに提案したら、なんと即決で森の中に給食を持ってきてくれました。子どもたちのことを真剣に考えてくれている保育園であることがすぐに感じられました。ありがとうございます。

用意してくださった給食を森で一緒に食べながら保育士さんたちとお話してみると

「子どもたちの遊び方がいつもと違う。遊びを創り出す感じが素晴らしい!」
「普段は個々で遊んだり、おもちゃや道具の取り合いが絶えなかったりするけれど、
今日は友達と一緒に作り上げたり、譲り合ったりする姿が見られてビックリ!」
「とにかくいい顔して遊んでました」

ととっても嬉しいコメント。

そんな保育士さんたちも子どもたちの自由な遊びを邪魔しないよう過不足ない関わり方を意識しながら保育してくれました。

今年はあと3回、きたこども園さんにお邪魔します。
行くたびに、子どもたちがどんどん「自由な遊び」と「森」につながっていくことを信じながら
頑張って応援していきたいと思います。今後とも宜しくお願いします。

 

なんちゃってせんせい 萩原ナバ裕作

 

 

 

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