はちまん幼稚園の森のじかん~異年齢が共創!~

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今回の森のじかんは、11月とは思えないほどポカポカの陽気に恵まれた中、はちまん幼稚園へお邪魔しました。活動は、全員で隣接の公園へ移動し、クラフトや基地づくりに使える自然素材を探す「宝物さがし」からスタートしました。

最初のミッションは自然の宝もの探し

最初のミッションは自然の宝もの探し

子どもたちは、落ち葉、木の実、小枝、きれいな石など、目を輝かせながら熱心に地面を見つめます。年長児が「この葉っぱは秘密基地の屋根にいいかも」とアイデアを出し、年少児が「きれい!」とつやつやのドングリを拾い集めるなど年少、年中、年長による異年齢活動ならではの発見の共有が見られました。

それぞれどんな宝物を見つけたかな?

それぞれどんな宝物を見つけたかな?

公園での短い「よりみち」で、用意した風呂敷はあっという間に森の恵みでいっぱいになりました。

幼稚園に戻り、集めた素材を広げると、活動は年少・年中グループと年長グループの二手に分かれました。

テラスに設置したクラフトエリアでは、年少・年中グループが持ち帰った自然素材と麻ひも、ボンド、色紙などを使い、自由な創作活動を楽しみました。

今日の活動で使う宝たち!

今日の活動で使う宝たち!

ひらめきが形になっていく

ひらめきが形になっていく

拾ってきた葉っぱや木の実を、思い思いの形で紙に貼り付けたり、ひもでつなげたり。「お母さんへのプレゼント」「不思議な生き物」など、子どもたちの発想は無限大です。

道具を使うってオモシロイ

道具を使うってオモシロイ

金槌と小さな木材を使い、初めての釘打ちに挑戦する子も。「トントン」という音と、木と木が繋がる感触に夢中になり、道具が創造のパートナーとなる瞬間を味わいました。

思い思いにつくった作品たち。

思い思いにつくった作品

園庭の隅に用意された秘密基地エリアでは、年長児が、丸太、板、ロープ、枝を手に、本格的な基地づくりに取り組みました。

どうしたら自分たちの理想を形つくれるか⁉

どうしたら自分たちの理想を形つくれるか⁉

 基地の設計図は頭の中に。ロープで柱を結ぶ係、板を運ぶ係、壁の装飾係など、自然と役割が生まれ、協力し合う姿が見られました。

秘密基地の中も外もアイディア満載

秘密基地の中も外もアイディア満載

給食を挟んで、年長児は午後の活動でも基地づくりを継続。「どうしたらもっとしっかりするかな?」「ここをどんな役割にする?」など、子どもたち自身が課題を乗り越えるための問いかけを重視しました。彼らは試行錯誤を繰り返し、基地の形が完成に近づくたびに大きな達成感を共有していました。

そうしてみんなの力を合わせて完成した基地を見ながら、今日の発見や感想をシェアしました。

何人もの年長児が「ひもを結ぶことをがんばった」と、挑戦と達成の喜びを自分の言葉で語ってくれました。

遊びを通じた大切な学び

遊びを通じた大切な学び

この、「見つけた素材を活かし、それぞれの発想で自由に表現する」経験こそが、子どもたちの感性と創造力、困難に立ち向かう力を育む大切な一歩となります。

年長児の努力の結晶!

年長児の努力の結晶!『はちよう スノーランド』完成‼

今回、子どもたちの自由な創造活動を可能にした資材は、morinosから持ち込んだものだけでなく、事前に保護者や先生方の多大なご協力によって集められたたくさんの角材や端材も活用しました。この場を借りて心より感謝申し上げます。

ご協力いただいたはちまん幼稚園の皆さま、ありがとうございました!

 

以上報告は、どいっひこと土井早谷香でした。

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